「橿原モノづくり塾」でセミナーをしました。

　7月24、27日に、橿原商工会議所主催の「橿原モノづくり塾」で、「現場改善」に関するセミナーを行いました。

　このセミナーは全6回シリーズで、1～2回目が私から「現場改善」、3回目は社会保険労務士さんによる採用などの「人に関する話」、4～6回目は別の中小企業診断士による「経営計画作成」を行います。６回すべて受講した後は、同商工会議所で行われるビジネスコンテストや商談会が用意されており、小規模事業者が自社事業を確立させるまで伴走して支援する体制になっています。

　今回、私の方からは、生産性の定義、ムリ・ムダ・ムラについて、改善の段取り、５Sの進め方、作業環境の改善などをお話しし、2日目の最後には応用問題として、製造現場の事例を用いて、経営の視点も絡めて改善点を考えていただく演習も行いました。

　受講生にとってはやや固いテーマだったかもしれません。しかし現場改善の考え方は、製造業に留まらず、サービス業など他の業種にも広く応用できるものです。また（私見ですが）、経営は製造業を土台に考えるのがとても分かりやすいと思います。今後もセミナー内容をよりブラッシュアップして、現場改善を価値あるツールとしてお伝えしていきたいと思います。

（追記）橿原商工会議所のホームページに掲載されました。